これが、がん患者を支える接し方 | 家族の私がやってる傾聴サポート

「気分が塞ぎ立ち直れない家内を、どうやったら笑顔にできるのか?」
「なんとか前向きにしたい!」
「毎日毎日、不安が消えない」
「八つ当たりがひどい」
「もう、共倒れ。。。どうすればいいのか分からない」



かつて、出口の見えないトンネルのように悩んでいた苦しい日々。

僕は、あの本と出会っていなければ、今でも同じような時間を送っていたと思う。


大切な人を“笑顔”にしてあげられる本 ⇒楽天ブックス(送料無料・最短で翌日到着)


あなたが、同じようにがん患者さんの精神的ケアやコミュニケーションに悩み、「なんて声をかけたらいいのか?」と苦しんでいるのなら、このページは少しの助けになるはずです。




以前、
「がん患者さんを“支えなくてはいけない方”のための本」
「胃がんになってしまった“ご本人へ”おすすめする本」
を紹介した。
 ⇒大丈夫。家族が癌でも気持ちが明るくなる本2冊 | 妻の胃がんを通して


これには反響がかなりあり、少しでもお役にたてなのなら幸いです。


しかし、やっと見つけたのです!!

がん患者さんを、どうやって支え、なんて声をかけたらいいのか?、どういう態度をとればいいのか。
その具体的な方法が書いてある良書。

僕と同じような境遇の方にどうしても紹介したくて、居ても立ってもいられなくなり、この記事を書いています。



■大切な人が、「私は幸せなんだ」と気付いてくれる本



「がんになって不安でいっぱいのあの人を支えなくてはいけない。力になりたい」というあなた。
「本人に前向きになってもらいたい。何をしてあげられるのか?」と悩んでいるあなた。
「癌患者さんとのコミュニケーションが分からない」という方。


お願いします。ぜひ、読んでください。
イヤ、(生意気ですが)読むべきだと思います。


大切な人が、「私は幸せなんだ」と気付いてくれる本は、コレです ⇒楽天ブックスへ(送料無料・最短で翌日到着)


何より・・・・わたし自身がこの本で救われたので。


■どんな本なの?


著者は、緩和ケア医。

以下、本分より

「がん」だけではなく、「悩んでいる人・困っている人」を支えてあげたい方に一番適している本。
「支え手」になるために必要なのが傾聴力(けいちょうりょく)なのです。
「この力で支えられない人はいない」私はそう思います。
私が働いている緩和ケアチームは「傾聴」の達人集団です。
特に初回面談から、いきなりその方のこれまでの人生を語ってくれることがあります。そんな話を一度もされたことがない方がです。
それが「傾聴力」のすごさなのです。




著者(緩和ケア医)は、かなりの自信で言い切っている。

しかし、
わたしは素直に、「この“傾聴力”を身につけて妻を支え前向きにしてあげたい」と思った。



■この本ってスゴイな!と思ったところ


一般的に「傾聴(けいちょう)」とは、「相手の話をじっくり聴いて共感を示し相手を理解する」という意味。

しかし、ほかの本とは違い思わず「う~ん!」と、うなってしまったその理由とは、
ただ、「聴いて共感して相手を理解する」だけで終わらないところ。

あるポイントにしたがって聴いてあげると、やがて相手は聴いてくれている人を通し、いつのまにか自分自身と対話し最終的に患者本人が答えを導き出すのだ。

人から「こうだよね?」と説得されて出した答えと、
自分自身で納得して導き出した答えは、天と地ほど違う。


その人の話を(悪い話や不幸な話も)傾聴していくと、その人の中で「あるもの」が見えてくる。

その「あるもの」がカギ。

そのカギを生むための9つの質問とは?

詳しくは本を読むと分かるが、「あるもの」には「その人の人生の意味」が含まれ、今、病気であっても「幸せ」と思える何かが生まれている。

「傾聴」にはそういう力がある。

そこまで具体的に買いている本はなかなか見当たらない。


また、
聴く側の人も、 相手の悩みが深ければ深いほど、聞きこんでいくうちに一緒に暗くなってしまったり、疲労困憊して出口の見えないトンネルに迷い込んでしまったような気持ちになってしまうこともしばしば。

そうならないための方法も、ここに書いてある。

さらに、
傾聴力では解決できない場合(うつ病など)は、どこで判断したら良いか?
その見分け方も教えてくれる。
自殺などの悲しい結末にならないために、必ず知っておきたいことなのだ。

だから、

これを正しくマスターして、「まるで綱渡りのような毎日。いつ落ちてしまうか不安でたまらない」という気持ちで過ごしている家内を支えたいと、本気で思ったのだ。

傾聴力を“自分のもの”として使いこなせれば、家内をいつでも“大きな器”で支えてゆける。これは心強いではないか!

幸い、著者は「最後まで読んでくだされば必ず使えるようになるはずです。」と、言っている。

何か、明るい光が差し込んできたような思いがした。


■この本の欠点は?


内容はすばらしい。

ただし、スイスイ読み進めていける訳ではない。

やはり内容が深いだけに、じっくり理解しながら読み進める必要がある。

「ん?」と思うところは、少し手前に戻って再度そこから読んだりと、一文一文をお腹に落として読みすすめないといけない。

もう少し文字を大きくしてカラーにして図解などを入れていたら読み進むスピードも上がるだろう。

しかし、それは求めすぎなのかもしれない。

わたしは何度も読み返しているが、2回目以降は読むスピードが劇的に上がっている。

しかも、“新しい発見”もある。はじめての時と比べて理解度が増している。

読んで実践して自分の物にしてしまえば・・・・
これはもう、【一生使える財産】だ。

大切な人と自分を結ぶ、「目に見えない宝物」

ここまでの内容を書いてくれれば、もう、値段に対しておつりを払いたいくらい。安すぎる。



■ここからは、自分なりのレビュー



  • この本では、まず「苦しみ」を4つに分解する(聴き手が聞き出してあげる。)
    分解した4つのものは、互いにからみ合い悪循環にもなり、より苦しみが増してしまう。
    この4つを聴き手が把握してあげる。
    すると、「苦しみの原因は何なのか?」が明確に見えてくる。
    そこに、安心感が生まれ解決に向かいやすくなると言う。
    そしてこの方法は、「自分自身の苦しみ」にも「他人の苦しみを知ること」にも使える。


  • 「人の苦しみ」という“見えないもの”を、視覚的にとらえていくので分かりやすい。
    ばくぜんとしていた「苦しみの姿」というものがクッキリ見えてくる。


  • 会話中の「沈黙」が、あえて必要な理由とは?
    がん患者さんとコミニュケーションをとろうとして「沈黙」になってしまうことはないだろうか?
    気まずい雰囲気になりがちな沈黙が恐くて、どうでもいい事を思わずしゃべってしまう事がある。



“沈黙”は、傾聴していくなかでとても大切なもの。
それなのに、自らそれを“つぶして”しまっている。
「沈黙」という空間は、悩み苦しむ人の「とても大切な考える時間」なのだ。

「その時間を、こちらが“つぶして”しまう事は避けたい。」と、著者は言う。

そして、それは、
「もう死にたい」
「私の人生の意味は何なのか?」
という、どう答えていいのか分からない問いかけの答えを見つけるための大きな手がかり、ヒントになる。
「沈黙」は大切なのだ。
その“具体的な方法”がこの本で分かる。



■「生きてる意味がない。死にたい」・・・あなたならどうしますか?



ここまで読んでくださった方へ、最後にひとつ質問を。

あなたの大切な人(がん患者さん)に、以下のような言葉を投げかけられました。
あなたなら、どうしますか?

「生きる意味が見つからない。もう死にたい」
「来年、生きてるのかな・・・」
「もう、治療をやめたい」
「こんな状態で生きてる意味が無い」



・・・あなたなら?




相手をおもって一生懸命考えて下さい。



・・・考えましたか?



ちなみに、
以前の僕なら、こう言っていました。


やさしく、「生きる意味は誰にでもあるよ」と。



しかし、これは“良くない例”

そこで 話が終わってしまう。

そして、その言葉は同時に、

「困っちゃうしつらくなるから、そんな事言わないで」
「あなたの苦しみは私には分からない」

と、答えていることを意味している。


相手は敏感に察知し(医療現場ならば)もう二度と相談してくれる事は無くなるという。

心を閉ざされてしまったのだ。




では、どうしてあげればいいのか?

その方法が、読んでいくとよく分かる。



これは本当におすすめの本なので、僕と同じような境遇で悩んでおられる方は、購入してハンドブックとしていつでも手元においておいて下さい。
とても心強いし、安心感があります。

「もっと早く読んでおけばよかった!」と、僕と同じことを思うはずです。


■まとめ


自分なりに精一杯、「力になりたい」「支えになりたい」「聞いてあげて少しでもラクになってもらいたい」と思っているのに、相手が元気にならない。
あなたも、そんな経験があるのでは?

これを読むと、「本当の聴き方」というものが分かる。

それを「自分のもの」にできる。

著者は言う。「言葉は治療なのだ」と。

苦しみ悩む方に、必ず“できること”がある。
苦悩する方を“支える方法”がある。

著者が 1000 人以上の終末期の方と関わって、実際に行ってきた、
『悲しみが多い時間を過ごされている方の人生の道程を“輝かせる”本』です。



僕はこの本と出会っていなければ、今でも「どうしたらいいのか?」分からず、暗いトンネルの中のように悩み苦しい時間を送っていたと思う。


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