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胃がん術後のうつ病 | こうしたら楽になった

うつを経験した家内が胃がんになり、胃を全摘出してから4か月が過ぎたが、やはり気持ちの落ち込みが激しい

「がんになってしまった!なんで自分が?」というショック

「これからどうなってしまうの?死んでしまうの?」という不安、恐怖

「食事も生活も今までのように出来ない。。悲しい。せつない。泣きたくなる」

など、さまざまな感情が押し寄せる


夫である自分は、それを受け止め、なんとか前向きな気持に変えてあげようと、本人以上に癌について勉強して、知識量も増やし明るい材料を頭のなかにインプットしている。
そして、本人が不安になったときに「大丈夫」と、医学的な話をしてあげる。


基本的に、人間は
「食べる」「寝る」「出す」
が出来ていれば大丈夫なのだという


入院中は、どんな薬を処方されても眠れずに苦しんでいた家内は、それを話してあげると「とりあえず睡眠はとれているから・・・ね」と、すこし安心するようだ


退院直後は下痢ばかりだった排便も、最近は固形のものが出ているようだし、食べられる品数も徐々に増えている


しかし、メンタル面でもフォローしてあげないと、それにも限界がある


まずは、「いつでも不安や心配な気持ちを正直に話せる人がそばに居てあげること」がとても大切だと思う
その安心感は計り知れないものがある


仕事先からも、マメに電話を入れて気持ちを吐き出させてあげている。
そして、まずはあいての訴えに激しく同意してあげる。
「それはつらいよね~」
「そう考えちゃっても仕方ないよ~無理もないよ~」と。


ある程度聞いていくうちに、本人が少し落ち着いてくるのが分かる。
その後に、こちらの意見を話す。


たとえば、
「下痢がはげしく、体重が減ってしまい、とても心配だ。このまま病状はよくならないのではないか?」と、不安がっている時には、

「術後に体重が戻るのは1年位かけてゆっくりと増えていくものだから、いい時、悪い時はどうしてもある。それを繰り返しながら徐々に増えていくもの。カラダは良くなりつつあるんだから、大丈夫だよ^ ^」
と、話してあげると気持ちが少し楽になるようだ


そうしていくうちに、本人も強くなっていくし、支えている周りの家族たちも強くなっていける


がんになってしまった人に接する時は、接する側もとても気を使う


だからといって腫れ物に触るようにしていると、患者本人も、それを煩わしく感じることが多いようだ


大切なのは、あいての気持ちを理解しようという心だと思う


周りの家族からは、「なんて声をかけたらいいか分からない」と、よく聞く。


しかし、上記のことを心に置き、必死になって相手の気持ちをわかってあげようとさえすれば、言葉は自然と出てくるはずである


「なんて声をかけたら~」という人は
相手の訴えを「まずは、聞いてあげよう」という気持ちがたりないのだと思う。
「苦しみや悲しみを癒やし、少しでも分かち合おう」という誠意があるかないか。



ソコなのだと思う。


その気持ちがあれば”つながる”はずなのです。




追 伸:

以下、参考になれば幸いです。

「そうだ。とにかく話を聞いてあげよう」と思われた方は、
 ⇒これが、がん患者を支える接し方 | 家族の私がやってる傾聴サポート

「話は聞いてあげたいが、こっちがショックで落ち込んでしまう。。。」という方は、
 ⇒大丈夫。家族が癌でも気持ちが明るくなる本2冊 | 妻の胃がんを通して




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