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知っておきたいガン患者【退院日】の心構え | 逆効果な行動とは

家族などが、
がんの手術を終え、退院となった日に、
「帰り道で寄ってはいけないところとは?」
(知らずに、つい、寄ってしまうものだ)
「自宅に戻ってからの心構えとは?」

自分の体験から書いていくので参考にしていただきたい



■家に帰る日に、ココには寄るな

いまは、初期のがんなら2週間程度で退院を促される事がほとんどだ

もちろん、数か月入院しての退院という方も多いだろう

いずれにしても、
「我が家に帰れる」というのはうれしいものだ

だが、
「せっかくだから、帰りながら買い物していこう」などと言って
ショッピングモールやスーパーマーケットに寄ることはやめよう


そこには「どんな人」がいるか?

健康で元気いっぱいの人があふれている

入院中は、なにかしらの「病気」をかかえた人たちのなかで過ごしていたが
これからは「健康な人々」のなかで過ごさなければいけない

あたりまえのことだが、
患者本人からすれば、常に
「病気の無い健常者」と
「ガンになってしまった自分」とを
比較していかなければならない日々が待っている

誰もガンになどなりたくない

しかし、自分はなってしまった

そのショックから立ち直るのは1ヶ月や2カ月ではムリだろう

数年はかかるかと思う

もちろん、「5年」というひとつのボーダーラインはあるが(乳がんは10年)
そこに到達したからといって、不安が「ゼロ」になるわけではない
不安はあるが
「いま、できる事に最善をつくす」 それしかないのだ

健康な人が多く集まるところへ寄ると
そういう、健常者との「違い」を、まざまざとみせつけられ
「みんな健康なのに、自分はナゼ!?」と、
人によっては落ち込んでしまったりということが起きる

ときに「強い孤独感」に襲われる

できれば、よけいな所へは寄らずに
真っ直ぐに家へかえって、ゆっくりしよう

まだまだ体力的にも厳しいのだから


■自宅へもどったら、なるべく明るく!

やっと自宅へ戻ってきた

しかし、
入院中に病室で面会している時とは
「なにかが」違う

そう、
まわりに同じ病気をかかえた「仲間」は、もういない

そして、たった今からこの場所で闘病生活を続けていかなければならない

現実的に具体的に考えなくてはいけない

そういう状況になると、本人はもちろんだが、
「第二の患者」と呼ばれる家族も、つい
暗くなってしまいがちだ



これは、気をつけたい


なるべく 、以前と変わらないように
「明るく」「自然に」過ごしたい

もちろん、今後の事を考えれば不安でいっぱいだ

しかし、本人はそれ以上の不安や恐怖と闘っている

まわりまで暗くなったら、家の中は「まっくら」になってしまう

これは、本人にとっても「つらい」

家族自身も、患者本人に気遣いながら
少しづつ「趣味」や「好きな事」でストレスをためないようにしたい

そして、
無理をしてでも笑おう

「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ」という言葉があるが
まずは、笑顔からはじめよう

人間のからだにある免疫機構「ナチュラルキラー細胞」は
がん細胞を摘み取って健康を保ってくれている

笑う事でナチュラルキラー細胞が高まるという研究もある

本人も、少し余裕ができたら
家族が協力して、患者本人が「ニッコリ」できる状態を作ってあげてほしい

好きだった音楽でもいい
食べられるなら、食べ物でもいい
好きなテレビ番組だっていいのだ
気持ちが上向きになるような知人と会ってもいい

心から「ニッコリ」できれば免疫もよくはたらき
人間本来の免疫機能も活性化される

以前に書い た生きがいを定めることも大切になってくる

人間、何か目標があるとがんばれるものだ

ありきたりかもしれないが
「野菜中心にバランスのとれた食事」
「適度な運動(激しい運動は逆効果)」
「たばこはやめる」
「ストレスを極力少なく」
などにも気をつけながら、ぜひ克服してほしい

あなた一人じゃない
どうか、「孤独」にならないでほしい


みんな、頑張っている

戦っている

『人生を見つめなおす機会をいただいたのだ』
と、前向きに考えていこう

健常者には見えていないものが
あなたには見えているのだから



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