家内は胃がんで「胃」と「脾臓(ひぞう)」を全部摘出した。
⇒妻が胃癌の宣告をされた | 告知された家族として
胃が無いので、食べたものは「腸」が消化吸収してくれる。
⇒大丈夫!胃がん全摘出しても術後は普通の食事がとれる
今までは「胃」と「腸」が役割分担していたものが、これからは全て「腸」がひとりで働かないといけない。
こうなると、いままで以上に「腸さん」(我が家では尊敬の念を込めてこう呼んでいる)に対して、自然におもいやりを持つようになる。
もはや「生命線」ともいえる“腸さん”に良いことは、積極的に取り入れるようになった。
また、“腸さん”のことをよく調べるようになった。
そこで分かったこと。
■腸内細菌とガンの密接な関係とは
ネズミのエサにヨーグルトを14%加えると、そのネズミの寿命は約8%延びて長生きしている。
死因が「がん」のネズミも減少した。
ヨーグルトを食べていたネズミの「腸内細菌」は、ふつうのエサのネズミより善玉ビフィズス菌が約10倍も多かったという。
また、
肝臓がんになりやすい実験ネズミの75%は肝臓がんになっていくが、同じく「ビフィズス菌製剤を入れたエサ」を食べさせると、肝臓がんになる確率が46%にまで下がった。
「腸にビフィズス菌が増えると発がんが抑えられる」という研究結果。
■スーパーで買える「乳酸菌の多いヨーグルト」はコレ
ちなみに、一般的に売られているヨーグルトのなかで乳酸菌の多い商品名は、
どれも「生きて腸まで届く」商品ではある。
しかし、
さらにその後「長く腸に留まり」「乳酸菌のエサとなるオリゴ糖が入っている」となると、
このプレーンヨーグルトと、megumiヨーグルトだろう。
↑↑それぞれ【楽天の最安値】が表示されます↑↑
■人間も同じような結果が
東京大学・筑波大学の泌尿器科では、人間にビフィズス菌製剤を投与すると、膀胱がんの再発が30%抑えられたという報告をしている。
多くの発がん物質は、腸内細菌の「悪玉菌」によって生成されるからだという。
逆に、善玉ビフィズス菌が減ると、悪玉菌の勢力が強くなり、腸の中では食べ物のカスが腐ってインドールやスカトール( ← 腸から吸収され健康を害する物質)が増える。
同様に、ニトロソ化合物(発がん物質)やアンモニアなども作られてしまう。
■これを増やせば発がんを抑えられる
腸内のバランスを良好に保っておけば発がんの可能性は減り、さらに老化も遅らせることができる。
詳しく知りたい方はこちらを
⇒腸内環境を良くする食べ物と悪化させる食べ物 | これが悪化の原因
参考までに、腸内細菌のほとんどは「大腸」に生息している。
■アレルギー患者さんの腸内環境は?
アレルギー性の疾患を持っている方は、善玉菌であるラクトバチルス菌が少ない。
また、アレルギーの出現率で見ると、抗生物質などを服用し腸内細菌叢が崩れた子供たちが高いと言われている。
■善玉菌は増えすぎもダメ
よい働きをする善玉菌だが増えすぎも良くない。
関節リウマチや膠原病(こうげんびょう)になり易くなってしまう。
これは、リンパ球のヘルパーT細胞(T2)が作り出す物質の違いによるもの。
だから、乳酸菌や発酵食品を多くとり、腸内環境のバランスを保つことは「免疫力」の面でも大切なことになる。
⇒妻が胃癌の宣告をされた | 告知された家族として
胃が無いので、食べたものは「腸」が消化吸収してくれる。
⇒大丈夫!胃がん全摘出しても術後は普通の食事がとれる
今までは「胃」と「腸」が役割分担していたものが、これからは全て「腸」がひとりで働かないといけない。
こうなると、いままで以上に「腸さん」(我が家では尊敬の念を込めてこう呼んでいる)に対して、自然におもいやりを持つようになる。
もはや「生命線」ともいえる“腸さん”に良いことは、積極的に取り入れるようになった。
また、“腸さん”のことをよく調べるようになった。
そこで分かったこと。
■腸内細菌とガンの密接な関係とは
ネズミのエサにヨーグルトを14%加えると、そのネズミの寿命は約8%延びて長生きしている。
死因が「がん」のネズミも減少した。
ヨーグルトを食べていたネズミの「腸内細菌」は、ふつうのエサのネズミより善玉ビフィズス菌が約10倍も多かったという。
また、
肝臓がんになりやすい実験ネズミの75%は肝臓がんになっていくが、同じく「ビフィズス菌製剤を入れたエサ」を食べさせると、肝臓がんになる確率が46%にまで下がった。
「腸にビフィズス菌が増えると発がんが抑えられる」という研究結果。
■スーパーで買える「乳酸菌の多いヨーグルト」はコレ
ちなみに、一般的に売られているヨーグルトのなかで乳酸菌の多い商品名は、
- ダノンの「ビオ(BIO)」 (乳酸菌は BE80)
- 森永の「ビヒダスBB536」 (乳酸菌は ビフィズス菌BB536)
- メグミルクの「ナチュレ恵」(乳酸菌は ガセリ菌SP株、ビフィズス菌SP株)
どれも「生きて腸まで届く」商品ではある。
しかし、
さらにその後「長く腸に留まり」「乳酸菌のエサとなるオリゴ糖が入っている」となると、
このプレーンヨーグルトと、megumiヨーグルトだろう。
↑↑それぞれ【楽天の最安値】が表示されます↑↑
■人間も同じような結果が
東京大学・筑波大学の泌尿器科では、人間にビフィズス菌製剤を投与すると、膀胱がんの再発が30%抑えられたという報告をしている。
多くの発がん物質は、腸内細菌の「悪玉菌」によって生成されるからだという。
逆に、善玉ビフィズス菌が減ると、悪玉菌の勢力が強くなり、腸の中では食べ物のカスが腐ってインドールやスカトール( ← 腸から吸収され健康を害する物質)が増える。
同様に、ニトロソ化合物(発がん物質)やアンモニアなども作られてしまう。
■これを増やせば発がんを抑えられる
腸内のバランスを良好に保っておけば発がんの可能性は減り、さらに老化も遅らせることができる。
詳しく知りたい方はこちらを
⇒腸内環境を良くする食べ物と悪化させる食べ物 | これが悪化の原因
参考までに、腸内細菌のほとんどは「大腸」に生息している。
■アレルギー患者さんの腸内環境は?
アレルギー性の疾患を持っている方は、善玉菌であるラクトバチルス菌が少ない。
また、アレルギーの出現率で見ると、抗生物質などを服用し腸内細菌叢が崩れた子供たちが高いと言われている。
■善玉菌は増えすぎもダメ
よい働きをする善玉菌だが増えすぎも良くない。
関節リウマチや膠原病(こうげんびょう)になり易くなってしまう。
これは、リンパ球のヘルパーT細胞(T2)が作り出す物質の違いによるもの。
だから、乳酸菌や発酵食品を多くとり、腸内環境のバランスを保つことは「免疫力」の面でも大切なことになる。
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