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頸椎症|腕の力が入らない

「頚椎椎間板ヘルニア」「頸椎症」から「腕が上がらない」「力が入れられない」などの症状が出ることがあります。

これは「三角筋」という筋肉の神経麻痺が原因です。

三角筋は「腋窩神経」が支配しています。おもに、腕を前にあげたり横にあげたりする筋肉ですね。
逆に言えば、この三角筋になんらかの原因により神経麻痺がおこると
先に言ったような「腕を上げる動き」に支障が出てきます。

力を入れようと思っても、入らない。
よく、足がしびれたときに、足に力を入れようとしても入りませんね。これと同じ感覚です。。



頸椎症による三角筋の麻痺は、
頸椎の骨増殖によって神経が圧迫されておこります。

一方、頚椎椎間板ヘルニアの麻痺は「椎間板」が飛び出てしまい、すぐ側にある神経を圧迫して神経麻痺となっていきます。



レントゲンを撮ってみると、頚椎の3-4番目、4-5番目、5-6番目の椎間孔が狭くなっているのが特徴です。
病院で説明を受ける時には「第一斜位、第二斜位」の画像で確認できますので聞いてみましょう。

ヘルニアでしたら、頚椎の椎間が狭くなります。



また、神経麻痺による筋肉の委縮も認められ、三角筋のほかに
おもに「上腕二頭筋」「上腕三頭筋」にもあらわれることが多いです。

しかし、皮膚の知覚が鈍くなる、いわゆる知覚麻痺はほとんどなく、
あっても軽度です。
「腕神経損傷」とはこの点が違ってきます。


同じような症状は
「腋窩神経損傷」
「腕神経損傷」でも出てきます


進行性筋ジストロフィー症は、やはり筋委縮が三角筋麻痺で始まることが多いですが、
筋電図や筋生検で判別がつきます。

しかし、運動ニューロン疾患は頚椎症との判別が難しく、他の場所に筋委縮が出てくるか否かによって様子をみていく必要があります。



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