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関節が引きおこす病気

■リウマチ■

「両方の手がこわばる」
「全身の関節が腫れて痛い」

などの症状をかんじたら、早めに医療機関で検査してもらいましょう。

現在関節リウマチに悩んでいる方は、日本で70万人以上いると言われています。

8:2で女性が多く、そのまま放っておくと関節が変形してしまいます。

関節リウマチとは、ウィルスなどの外敵からからだを守るはずの免疫機能のみだれから関節包が炎症を起こし、
関節軟骨や骨が破壊されてしまう病気です。

特徴としては、
・手足の関節に多い
・たとえば手なら片方ではなくい両方に症状がでる。
・じっとしていても痛い
・発熱やだるさが出ることもある

などです。

一昔前は「治らない病気」と言われていましたが、現代では「治る病気」とまで言われるようになりました。
また、治らないまでも「痛みや関節の変形を最小限度までコントロールできるような薬や注射もありますし、手術の技術も格段に進歩しています。

もちろん「簡単に治らない病気」であることは事実です。
しかし、正しい治療と、本人の意思、さらに家族の協力があれば「リウマチと付き合いながら療養する」といった意識、視点に立つことも出来るはずです。

受診するのは、整形外科、内科、理学診療科となり、
さらにこのなかでも、「関節リウマチを専門とする先生」のいるところを受診しましょう。

事前に電話などで問い合わせれば教えてくれます。




■坐骨神経痛■

「おしりからかかとあたりまで、しびれるような鈍痛がある」

「坐骨神経痛」は正式な病名ではなく、症状をあらわした名前です。

腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰の骨のズレや、老化による変性、あるいは筋肉の硬化などにより神経が圧迫され坐骨神経にそって痺れ、痛みなどが現れます。

坐骨神経は、お尻~太ももの後ろ~ふくらはぎ~足にはしっています。

時間の経過とともに消えていく場合も多いですから、
まずは保存的療法でようすを見ていきますが、
あまりに痛みが激しい場合や、肛門あたりの感覚麻痺、排尿障害などを起こしている時は手術を考慮します。



■股関節痛■
「股関節が痛い」
「脚の付け根が痛い」
「脚を動かしにくい」


変形性股関節症が最も多くみられます。

股関節は大腿骨の骨頭部分が、ウスのようにくぼんだ骨盤の凹み部にジョイントのようにはまっている状態です。
軟骨に覆われていてスムーズに動きますが、
年齢とともに関節部分の骨が変形してなめらかさが無くなり、軟骨も減ってくると炎症を起こし、痛みがでてきます。

これが変形性股関節症です。

軟骨が減る原因はさまざまな説があります。
・もともと先天性の股関節脱臼があり、ジョイント部分のバランスが悪く軟骨を減少させる。
・骨折などにより大腿骨頭に栄養を送る血管が遮断されておこる。
・関節リウマチにより関節軟骨が壊されてしまう。

「運動不足だから痛いのか」と考えウォーキングなどを始める方も多いのですが、
かえって悪化させる原因にもなります。

痛い時はむしろ「安静」を保った方が治りが早い場合も多いですから、
医師の診断をうけ、適切な処置をしましょう。



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