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二度と観たくない「八日目の蝉」

「八日目の蝉」を観た。日本アカデミー賞10部門獲得!ということで、とりあえずという感覚で借りてはきたが、
観ながら後悔してしまった。


結論から言うと「二度と観たくない映画」。
でも、とても良く出来ていた。


決して、つまらないとか退屈とかいう理由で観たくないのではない。


なんで観たくないか?


自分の中の「イヤ」な過去、思い出したくない過去が、露骨に描かれているから。


我が家は四方を道路に囲まれているため、大音量で音を出しても誰にも文句を言われないので、
幸いにも映画を見るときはシアター並みの音量で観られる。


だから、映画の世界にどっぷり入り込んでしまう。


観ていて途中で気分が重く沈んできた。
やがて気分が悪くなり、いったん停止して、部屋の明かりを点け現実世界に戻った。


シアターで、一端外へ出るような感じ。


少しリフレッシュできたので、懲りずに続きを観る。


恵理菜(井上真央)の現在と過去が交互に描かれ、本来憎むべき相手との愛し愛される親子の日々が、せつない・・・
恵理菜のなかでは、唯一、幸せな日々だったのだろう。


いずれは終わりが来るとどこかでわかっていながらの逃避の日々。
わかってはいても、恵理菜がかわいくていとおしくて終わりに出来ない幸せな日々。


永作博美の演技もすごいが、個人的に一番すごかったのは、実の母親役の森口瑤子さん。


結婚の報告に自宅を訪れた恵理菜に対するあの演技。


ああ・・・思い出してしまう・・・
自分の思い出したくない過去と重なってしまう。
苦しい。せつない。悲しい。。。。






たしか、どこかのツタヤにふらりと入った時に、この作品のレビューが手書きで書かれていた(おそらくスタッフ?)
わたしと同じ意見だった。


「二度と観たくない映画です」


そういうのが好きなひとはどうぞ。



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