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スポーツ飲料と経口補水液の違い

夏になると「経口補水液」という言葉をよく耳にします。


これは、開発途上国の医療目的で生まれたもので、
医師不足の開発途上国では脱水状態のときに点滴などで補給する方法はなかなか難しいものがあります。
そこで、水分、電解質などを点滴などを用いずに口から摂るために生み出されました。


ですから、
いわゆる「スポーツ飲料」とは、ちょっと違うのです。
脱水時の水分補給というもの同じですが、飲むタイミングが違います。


アクエリアスなどのスポーツ飲料は、
脱水の予防に飲みます。


一方、経口補水液は治療のために用います。
具体的には、
下痢、嘔吐、発熱、大量の発汗などが長い間続き、脱水症状が激しい時に病院などで使われます。


大人であれば「点滴」でも大丈夫なのですが、幼児、乳児などはじっとしていられませんので、
経口補水液(ゼリー状のものもある)で水分を補います。


成分は、ほぼスポーツ飲料と同じですが、経口補水液の方が「塩分」が多くなっていますし、
吸収を早めるために、浸透圧も血液よりも低く作られています。


具体的には、
水、ナトリウム、カリウム、クロール、糖質、重曹から成ります。


食事などで摂った水分は、大腸で吸収され体中にまわりますが、
下痢、激しい発汗など脱水状態のときには、大腸からの吸収が鈍り、うまく吸収されません。
それどころが、どんどん電解質イオンが出て行ってしまいますから、
ただ水分だけを摂っていても血液が薄まってしまい、やがて飲み水を身体が受け付けなくなってしまいます。


ですから、スポーツ飲料と経口補水液には「イオン」「糖質」を配合して効率よく水分補給が出来るようになっています。



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