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おばあちゃんと大腿骨頚部骨折

高齢になると、ちょっと転んだだけでも骨折してしまう。


お年寄の「手の骨折」ならまだ良いが、足の付け根の「股関節」の骨折となると、その時点で元気ではあってもあるていど衰弱してしまうことを覚悟しなくてはならない。


うちのおばあちゃんが、これだった。


いつもなら車で老人会に行くはずが、その日はおばあちゃん一人で出かけてしまった。


これが、きっかけ。


ひとりでピョコピョコ歩いているときに、つまづいて転んでしまったのだ。


田舎道だが、たまたま通りかかった人が救急車を呼んでくれた。


連絡をうけて病院へ行くと、医者からは「この部分が骨折しています」と、レントゲン写真を見せられた。


まわりのだれもが分からなかったが、わたしは知識があったので写真をみただけで分かった。


「おばあちゃんは、もう起きられない。寝たきりになってしまう。」と。


もちろん先生はそんなこと言わない。


まわりの身内に言う雰囲気でもないので、自分の親にだけはそっとその事を伝えた。


結局、
大腿骨頚部骨折というのは「股関節」が折れてしまうのだが、ここは血流が阻害される特殊な場所なのだ。


血流が悪いということは、イコール、骨の付きが悪い。

あるいは・・・

付かない。


専門的に言えば「骨癒合がみられない」ということだ。


オペ(手術)しても同じ。


父方のおばあちゃんだが、ユーモアがあっていつも明るいおばあちゃんだった。


口の悪い所もあったが、にくめない性格だった。


そんなおばあちゃんも、やがてベッドの上で亡くなった。


きっかけは、「あの」転倒だ。


おじいちゃん、おばあちゃんは、「転ばないで」といってもムリなのだ。


足があがらないし、視野も狭い。若い人とは違うのだ。


今思えば、杖やステッキ、シルバーカー、あるいは「ヒッププロテクター」を使わせるべきだったと後悔している。
※ヒッププロテクターとは、こういうもの ⇒ヒッププロテクター「ラ・クッション」(楽天)
足の付根部分に衝撃を吸収するパッドの付いたパンツのことだ。


はずかしがるかもしれないが、そんなこと言ってられない。





おばあちゃん、
ゴメンね。。。涙


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